新築の住宅設計ではなくリノベーションをするという選択肢、メリットとは?
2022/10/19
リノベーションは、ここ数年で様々な点から認識されるようになり現代では戸建てのリノベーションからマンションリノベーション、そして古民家リノベーションなどが盛んにおこなわれています。
リノベーションのメリットとは何なのか。
1番は新築の住宅と違い、構造や基礎、屋根や外壁に費やす費用が圧倒的に抑えられることができるため新築と比べて費用対効果が良いですよね。昨今の物価の価格高騰から新築時では必ず必要な基礎のコストが異常な程、上昇しており、また柱や梁などに使用する構造材も依然コストが高く、本来下地に使用されるべき素材である合板類も物凄くコストが跳ね上がっています。これらの費用をおさえることができることにより、内装空間のこだわりなどデザイン面にも重点をおくことがリノベーションでは可能になります。またデザイン依然、現状、市街地の平地の土地の取得は物凄く土地代が高く土地を見つけることが困難な状態となっています。市街地の平地にお住まいを考えている方にとって、マンションのリノベーションや中古住宅を購入してからの戸建てのリノベーションは、人によってはとても賢い住宅づくりの選択肢のひとつでもあります。
マンションリノベーションにおいても、戸建てリノベーションにおいても、間取りや使い勝手面の変更についてはほぼほぼ満足をもって頂けることが可能だと思っています。リノベーションという既存のものありきですので、LDKと水廻りだけに重点をおいてこだわってリノベーションすることも賢いリノベーションだと思いますし、フルリノベーションをすることも魅力的です。どこに力を入れて、どこを力を抜くのかもリノベーションの賢いやり方の選択肢のひとつです。リノベーションをしない部屋があってもそれはそれで住む、生活をしていくということは可能です。また、リノベーションの1番の醍醐味のひとつは、既存部分と新設部分のデザインを上手く融合させることにより新築ではできないリノベーションならではのリノベーションでしかできない空間デザインをすることが魅力的です。特に長年の経年変化でできた時を感じるデザインはリノベーションでしかできえないデザインとなります。また、近年注目をあびている古民家リノベーションでは特に、現代ではなかなかできない工法であったり、素材使いを施していたり特に梁の丸太の現しなどは現代ではコスト的、施工作業的どちらに関してもなかななかできないとても貴重の価値のある空間です。古民家を取得してそこで暮らしていくことは人によってはとても魅力的で生きがいを感じるのかもしれません。古民家でも最低限、水回りなどの給排水衛生設備や照明やコンセントなど電気設備を一新することは割と容易で、古い空間に居ながらも設備的には現代の生活を送ることは可能です。
ですので、リノベーションはとても魅力的な面も沢山あります。
ただし、例えばフルリノベーションをしても。多少、普通では気づかないぐらいかもしれませんが床が少し斜めに感じる、窓があきにくい、そして断熱関係などにおいて何一つ不自由なくストレスなく生活していきたい方には新築の方が向いているのではないかと思います。リノベーションでもこれらのことは多少、軽減することは可能であり場所やリノベーションする物件の現状次第ではかなり軽減される場合もありますが、完璧な状態にしていくには少し難しいのかもしれませんし、何よりここにこだわりすぎてコストをさいてしまうと、コストも物凄く跳ね上がりリノベーションをするという意味がなくなってしまいます。多少のことは気にしない。それよりも上記のようなリノベーションをするメリットを前向きにとらえて頂くことが可能な方には、新築ではなくリノベーションをすることが最高のメリットに働くこともあります。
お施主様にはリノベーションの醍醐味、魅力を共に共有しながら、リノベーションならではの家づくりを共に設計していきたいと思っています!!
asazu design officeは広島市を拠点に全国で住宅設計、店舗設計をさせていただいている「暮らしをデザインする」アットホームな設計事務所です。
お施主様の思いやこだわりを大切に、ひとつひとつ丁寧に設計をさせて頂きます。
リノベーションって費用はどれぐらいかかるの?どこまでできるの?スケジュールは?などご相談からでもお引き受けさせて頂いています。
今お住まいで困っていることなど何でも。お施主様の疑問やわからないを少しづつ解消させていただければと思っていますのでいつでも、どこでもお気軽にお問合せ、ご相談ください。
新築は勿論。リノベーションだけに留まらず、増築や減築などの計画の設計のご依頼も承らせて頂いております。
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