広島の熊野町で設計事務所と共につくるおしゃれな古民家リノベーション

広島の熊野町の古民家リノベーションの現場写真です。

古民家の住宅からカフェその他の機能を持った店舗へのリノベーションとなります。

市街化調整区域ということもあり都市計画法上の用途変更の申請が難易度が高く申請に協議の時間を費やし、また昨今の材料費高騰のあおりを受けながらも工事は無事に竣工を迎えました。これから外構工事や店内の家具や什器、備品を導入しお店らしくなっていきます。

もともとの廊下の床を下げ、土間としこの土間を境にお店を訪れるお客様と運営者の導線を分けつつ、内部空間でありながらも外部空間のような通り庭のような空間構成で町屋カフェのようなたたずまいになっています。のんびりとした周辺環境のなかで南側に面する大開口部から入ってくる光はとても気持ちが良いです。

また店内はダイナミックな梁の構造を現し、それに向けて間接照明で演出をしています。時の過程を感じられる、何とも言えない経年変化を感じられる木構造を活かしながらもあえて異種材の鉄で製作した螺旋階段や手摺、窓など新旧の素材のマッチ感がとても気持ちよくも感じます。

設計事務所と共につくるリノベーションならではの空間デザインができたのではと思っています。

オープンはまだ先ですが皆様、是非この古民家リノベーションの空間の中で、ゆっくりとのんびりと時をお過ごしください。